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クニマスを絶滅させた玉川毒水

クニマスと秋田玉川温泉との関係

悲劇の魚 クニマス

昭和15年まで、田沢湖には、クニマスという魚が、生息していたようです。

クニマス が生息していた田沢湖は、日本一の深さがある カルデラ湖で最深部は

423mもあります。 クニマスは、サケ目・サケ科に分類される淡水魚で、体長は30~40Cm

灰色、若しくは黒色で下腹部は淡い色だったそうである。

クニマスが絶滅したとされるのは、1940年(昭和15年)軍需増産をはかるため国策事業

田沢湖の水を使った発電のため、毒水とされていた 玉川から水を希釈し流しこみました。

しかし、この大量の玉川の毒水(精錬所から出た鉱毒水)は一瞬にして 田沢湖の生物

イワナやコイ、ウナギ そして クニマス においては、絶滅させてしまいました。

なんという悲劇でしょうか・・・。 

ただ、当時 クニマス だけは、死体を見せることなく 「姿を消した」と伝えられており、

微かな望みをかけ、55年後の1995年に秋田県田沢湖町の観光協会がクニマス発見、捕獲の

大キャンペーンを実施、今日も、県民及び町民に協力をよびかけています。

秋田県玉川ダム

秋田玉川温泉ダム



玉川毒水に関して


秋田玉川温泉の強酸性の湯は湯治において人々の役に立つが、かつては田畑を枯らし魚を殺す「玉川毒水」
として恐れられていた。

現在では下流の玉川に流れ込む前に石灰により中和処理を行った後、放流される。1972年(昭和47年)から、
東北電力の協力により、野積みの石灰石に酸性水を散いて中和させる「簡易石灰石中和法」による処理を開始。
1989年(平成元年)の中和施設の完成(本運用は1991年)により玉川の酸性度は更に緩和された。
1990年には下流の宝仙台付近に玉川ダムが完成、中和後の沈殿と攪拌も行うようになった事により、有史以来
秋田平野の最大の難題であった玉川毒水は、現在基準地点(玉川頭首工)付近でpH6.8にまで回復した。
しかし田沢湖の水質は目標に未だ届かず、回復の努力が続けられている。


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[ 2010/12/15 12:54 ] 玉川温泉を散策 | TB(0) | CM(0)

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